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暖簾は商店や飯屋、居酒屋などの看板代わりとして江戸時代にはどこの店でも店頭に掛けていたと思いますが、今は洋風な店がとても増え、暖簾は逆に“和”の雰囲気を出すための飾りとして使われるのみになってしまったように思えます。
もちろん、昔ながらの料亭や寿司屋などでは、代々受け継がれてきた風格のある暖簾を大事に使っているお店もありますが。
また、暖簾は昔から、贈りものとしても活用されてきたようです。家の中の間仕切としてどこの家庭でも使っていた暖簾は、さまざまなお祝いこどの贈答品としても喜ばれ、歌舞伎などでは楽屋に垂らすそうですが、これも贈りものとして、ひいきの歌舞伎役者に贈られたそうです。
昔は絹や木綿、麻などで作られていましたが木の珠を糸につなげて通して並べた珠暖簾というものもあります。これは私が小さい頃などはよくどの家庭でも見ることがありました。最近ではそれがカラフルだったりクリアーなビーズなものになり、現代的なポップな飾りとして人気があります。時代とともに様々な変化を遂げた暖簾はきっとこれからも形を変えながら、残っていくのでしょう。