養生シート広告を写真に撮影するという人が、最近、増えているようです。
これは、デジタルカメラの普及により、写真に撮影する対象が広がっていることのあらわれでもありますが、さまざまなデザインの建築シートが登場していることも、その傾向に拍車をかけているのではないでしょうか。
もともと、建築現場というものは、日々変化していくものですから、定点から毎日撮影していくということは、興味深いものです。毎日の通勤時などに、建築シート広告がかかっている現場を見つけたら、それを連日撮影していくだけでも、興味深いドキュメントになります。
もちろん、建築シート広告それ自体の使われ方も、日々変化していくことでしょう。人間の記憶というのは実にあやふやなものであり、建築工事の現場に以前はどんな建物があったかなどはすぐに忘れてしまうものです。
建築シート広告がかかった建築現場の様子なども同じであり、毎日見慣れている建築現場も、完成後にはむかしからあったかのごとく、変化しない建物になってしまいます。
各所で行われる建築は、ささやかな街の歴史の一部であるため、建築シート広告ともども、それを記録しておくことは、あとあとになると、貴重で興味深いものとなるのです。